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汽車旅の時代のアイテム!日本で唯一常設販売している小淵沢駅の「お茶土瓶」レビュー

汽車旅の時代のアイテム!日本で唯一常設販売している小淵沢駅の「お茶土瓶」レビュー

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

 

小淵沢駅だけのお茶土瓶

この記事では全国でも今では小淵沢駅だけで販売されているお茶土瓶をご紹介します。お茶土瓶は別名を汽車土瓶といい、ペットボトル入りのお茶が普及するよりも前の時代に駅のホームで販売されていたお茶入り容器です。

 

明治22(1889)年に静岡駅の駅弁屋が信楽焼の土瓶に静岡茶を入れて売ったのが始まりといわれています。駅の構内で販売していたことから、駅名が入ったものもあります。

http://www.fsg.pref.fukuoka.jp/kyureki/_common/pdf/ondemand/0203.pdf

日本では明治時代から鉄道が広がりましたが、その際に現在でいう自動販売機のペットボトル飲料のような感覚で土瓶容器ごと駅のホームでお茶を入れて販売されていました。汽車土瓶は九州歴史博物館調べによると1889年に静岡駅で販売されたのが最初と言われているそうです。今では日本で唯一小淵沢駅のお土産物店で常設販売しています。

 

汽車旅時代のアイテム

軽くて丈夫なペットボトル飲料が手に入る今となっては重くて落としたら割れてしまう土瓶は不便ですが、この不便さが興味深いアイテムです。もちろん小淵沢駅ではペットボトル飲料も販売されているので、ただ飲むだけなら圧倒的にペットボトル飲料のほうが良いです。ですが、思い出や記念づくりという意味ではこのお茶土瓶は最適です。時代が変わっても沿線の景色が変わっても、線路はお茶土瓶が普通に全国で販売されていた頃からあまり変わっていないので、気持ちだけはタイムスリップできます。

 

熱々のお茶を入れてくれる

小淵沢駅のお土産物店の店頭には空のお茶土瓶が置いてあり、購入するとその場で温かいお茶を入れてくれます。口をつけて飲むには少しずんぐりむっくりとしているので、水筒の要領で蓋をコップ代わりにして飲みます。

 

おわりに

駅のホームで土瓶入りのお茶が販売されていた時代からは考えられないほど早く移動できる様になりましたが、汽車旅のようなのどかな時間を過ごすことは逆に貴重になってしまいました。このお茶土瓶を飲みながら電車に乗ると昔の人が見ていた景色に近い景色を見ることができるかもしれません。

 

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