ファーム富田最寄りの臨時駅!ラベンダー畑駅から美瑛・富良野ノロッコ号に乗車する
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
臨時のラベンダー畑駅
ラベンダー畑駅はファーム富田最寄りの臨時駅です。ラベンダー畑駅を利用するとファーム富田まで100m、徒歩約10分で移動することができます。常設駅の中富良野駅からは1.5kmの距離があるため、ラベンダー畑駅がとても便利な場所にある臨時駅ということがわかるかと思います。このラベンダー畑駅ですが、毎年ラベンダーシーズンに合わせて運行される美瑛・富良野ノロッコ号のみが停車します。
美瑛・富良野ノロッコ号
臨時駅のラベンダー畑駅に停車していた旭川行きのノロッコ号に乗車しました。富良野・美瑛ノロッコ号は1998年に登場してから毎年夏季限定で運行されています。その日の1番最初と1番最後の列車は旭川駅と富良野駅間の運行で、日中は美瑛と富良野を往復しています。つまり、旭川行きのノロッコ号はラベンダー畑駅に停車する最終列車です。ラベンダー畑駅はノロッコ号のみが停車するので他の普通列車はすべて通過してしまうので、乗り遅れるわけにはいきません。
開放感のあるノロッコ号
ノロッコ号に使用されている客車は窓がほぼ全開にできる昔ながらの車両です。天気は曇りでしたが、開いた窓から夏の温かい空気が吹き抜けて行きます。ガタンガタンという線路のつなぎ目を通ったときの音と車輪とレールが擦れる音が聞こえます。ゆっくりとした時間が流れるのどかな空間です。
専用塗装のDE15 1535
富良野・美瑛ノロッコ号はDE15という国鉄時代に導入された除雪用機関車によって牽引されています。DE15形式1535号機は2019年よりノロッコ号のための専用の塗装になっています。
電車の行き違いのために途中の美馬牛駅でしばらくの間停車しました。停車時間も長く、踏切を渡って反対側に行けば車両を全部見通せるので写真撮影スポットとしてはバッチリの駅です。踏切にはノロッコ号の運行時間のみ警備員さんが配置されているので安全です。
車内の様子
青い池のある美瑛駅まで戻ってきました。美瑛から先の旭川までは旭川のベッドタウンとして住宅が立ち並んでいるエリアを通ります。ノロッコ号も風光明媚な景色をゆっくりみるためのノロノロ運転をやめてサクサクと速度を上げて走ります。
並行バス路線
旭川方面へ向かう並行バス路線もあります。途中で追い抜きました。
旭川駅に到着
旭川駅に到着しました。高架駅と特急電車とレトロな機関車が同時に存在している様子を見ることができます。特急には特急の機関車には機関車のよさがあります。まだ外は明るいのですが、バスや電車で移動するには夕方以降は難しいので観光はここまでにします。
おわりに
特急であっという間に移動していくというのも良いですが、富良野・美瑛ノロッコ号でのんびりとローカル線の旅というのもまた楽しさがあります。窓が開けない車両が増えてきた中でも昔ながらの窓が大きく開ける車両はアトラクションとしても。釧路湿原ノロッコ号など他の地域でもノロッコ号は運行されているので、また違う場所でも乗ってみたいと思いました。