北海道最古の水族館!こじんまりとした古き良き空間が広がる市立室蘭水族館へ
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
市立室蘭水族館
市立室蘭水族館は1953年に道立室蘭水族館として北海道で初めての水族館として開館しました。初めての水族館は言い換えると最古の水族館です。こじんまりとした水族館でコーヒーカップやゴーカートがあるなど小さな水族館と遊園地の複合施設です。水族館としての建物はこの本館のみで、屋外展示でペンギンやアシカなどがいます。なお、冬季休館期間が設定されているので、時期によっては要注意です。
入館料
区分 | 料金 |
大人 | 400円 |
高校生 | 200円 |
中学生以下 | 無料 |
規模は小さいものの大人400円中学生以下は無料というとてもリーズナブルな価格になっています。水族館の敷地内にあるアトラクションの乗り物はそれぞれ1回80円~200円の別料金です。入館料も手頃ながらもアトラクションの乗り物料金もとても手頃です。小さな子どもを連れて訪れると楽しく過ごすことができそうです。
アクセス
室蘭駅から水族館までは約3kmと徒歩で移動することもできますが、ずっとまっすぐ何も無い道を延々と歩いて進むことになるのでバスまたはタクシーで移動したほうが良いです。以前に冬季休館の期間を勘違いしてしまっていて入館することが叶わなかったためリベンジマッチだった今回は絶対に入れないということは許されませんでした。本当ならバスで移動したいところですが、バスの本数的に待っていると最終入館時間に間に合わなくなる恐れがあったので(時間に課金して)タクシーで移動しました。タクシー移動の所要時間はおおよそ20分程度で、乗車運賃は約2200円でした。
屋内展示エリア
入り口から真っ先にいるのはデンキウナギです。ビリビリと電流が流れると音が鳴る装置で歓迎の挨拶をいただきました。
クラゲの展示もありました。本来の展示ではライトアップの色合いを変更できる様になっていたようなのですが、感染症対策のために休止中になっていました。また他にも2種類のクラゲの展示があったのですが、残念ながらいずれの水槽も結露していたため何も見えませんでした。
水槽の数が多いわけではないので決して種類も多いわけではありませんが、生きの良い食べられる魚をたくさん見ることができます。
市立室蘭水族館の看板魚は「アブラボウズ」です。脂の乗った身はそれはそれはたいそう美味しいそうなのですが、食べると脂を漏らすという衝撃的な事象が発生することでも知られています。
サメが水槽の端に張り付いていました。
展示されている魚の中には室蘭付近の海でも見ることができる魚も多いそうです。筒状の水槽の裏側に階段があって2階に登ることができます。
2階には日本で野生として生活しているのはあってはならない特定外来種などの展示はありました。
屋外展示エリア
鯉のぼりが見えたので近寄ってみると鯉が泳いでいました。鯉です。
ゼニガタアザラシ
フンボルトペンギン
ゴマフアザラシ
おわりに
美味しいけどある意味危険なアブラボウズの実物を見たのは初めてでした。とても小さくこじんまりとした水族館です。施設自体は全体的に老朽化が感じられるものののんびりと魚を見たいときには良いかもしれません。