世界の水辺の生き物大集合!カワスイ川崎水族館はルフロン10階にある商業施設内水族館
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
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カワスイ川崎水族館
カワスイ川崎水族館は川崎駅から徒歩1分の場所に2020年7月17日にオープンした都市型水族館です。水族館の入り口は川崎ルフロン10階にあります。世界の美しい水辺というコンセプトで、主に川魚など様々な生き物を見ることができます。ピラルクがいます。昼営業と夜営業で展示されている生き物たちや館内の照明が変わります。今回は開業2日目の夜営業時間に訪れています。
入館料
昼チケット・夜チケット | 昼夜共通チケット | |
大人 | 2000円 | 3000円 |
高校生 | 1500円 | 2250円 |
小中学生 | 1200円 | 1800円 |
幼児 | 600円 | 900円 |
昼営業時間に入館できる昼チケットと夜営業時間に入館できる夜チケットが販売されています。入館料は昼または夜チケットの場合、大人2000円で小中学生が1200円です。時間に関係なく入館できるの共通チケットもありますが、昼営業と夜営業をまたいでの使用はできません。
川崎ルフロン内に新規開業
川崎ルフロンの10階が水族館の入り口ですが、開業からしばらくの間は1階スタバ前にある待機列が実質的な入り口となっています。混雑してきた場合は入場整理券が配布されます。消毒と検温を行い入館することができました。ちなみに、川崎ルフロンの10階はもともと飲食店街がありました。
多摩川ゾーン
一番はじめの展示は多摩川ゾーンです。多摩川は東京都と神奈川県の境目になっている川です。神奈川県の北側にある川崎市も多摩川が流れています。多摩川はペット用の熱帯魚などが不法に川へ投入されてタマゾン川と言われるほどの多種多様な生き物たちを見ることができる川となっていますが、在来の生き物たちも多数生息している川でもあります。
オセアニアゾーン
オーストラリアなどの生き物が展示されているオセアニアゾーンです。
アロワナ。
スッポンモドキ
リンネレンズというかざすだけで魚の感染症対策のためにタッチ機能が無効化されています。
売店 BODEGA
展示室の中間付近にドリンクやちょっとしたお土産物を販売している売店があります。
アフリカゾーン
生き物の宝庫のアフリカゾーンです。
カメレオン
デンキナマズ
サカサナマズ。
逆さまの状態で泳いでいるのですが、これが正常です。
シャコ。攻撃力は絶大です。
南アメリカゾーン
熱帯雨林が広がる南アメリカゾーンです。
他のゾーンと比べると南アメリカゾーンはシャープな形の魚が多いように感じました。
軽食が食べらられる こもれびカフェ
軽食やドリンクを提供するカフェです。カレーやケーキセットなどを食べることができます。
パノラマスクリーンゾーン
大型のスクリーンにイルカが映し出されています。実際に大水槽を設置するのは難しいという課題を大型スクリーンで解決というのは素晴らしい展示だと思いました。あくまでもスクリーンなのでイベント等での活用も楽しみです。
レンソイスエリア
両生類のエリアです。
ガチャガチャのキーホルダーとして人気を集めたドクガエル系のカラフルなカエルを見ることができます。
砂浜の色に合わせた白い体が特徴の魚たちです。
アクアラボエリア
人食い魚のナマズとピラニアがいました。見た目はそんなに危険そうには見えないのですが、そういう魚こそ危険なのでしょう。
水族館の裏側を垣間見ることができるエリアです。他の水族館でも取り入れられている解説などを実施する事もあるのかもしれません。
アマゾンゾーン
見学用の順路はガラスで囲まれているので室内ですが、展示部分は開閉式の屋根がついていて空が見えます。雨のときには雨が降り、晴れのときには太陽の光が差し込む展示室となっています。カワスイ川崎水族館の中でもイチオシの展示室です。
水族館の顔のひとつでもあるピラルクです。アロワナとはとても良く似た姿でした。
ガラス張りの通路から外に出ることができるようになっていました。当面の間は開放する予定はないそうですが、いずれ外に出てガラス越しではない生き物の見学も可能となるようです。
天井の開閉式の屋根が開いているときには開放感があります。
エピローグ
クラウドファンディングで制作費を集めて作成されたウォールアートです。唐突のジャガーでちょっと意表を突かれました。水族館なのでアロワナとかピラルクを題材したら一体感があって良さそうなのにと思いました。
カワスイオフィシャルショップ
カワスイのオフィシャルショップは水族館の出口の先にあるので入館しなくても利用する事が可能です。水族館のショップというよりも動物園のショップという印象でした。完全なオリジナルグッズとしてはTシャツがありました。
おわりに
既存の商業施設に新しく作られた都市型水族館ですが、開放的なアマゾンゾーンは想像よりもずっとワクワクする雰囲気でした。
良い点もあれば改善点もあります。説明書きが全てQRで読み取らないといけない点や読み取っても間違っていたり表示エラーになってしまったり。デジタルが必ずしも便利というわけではないという事を思い知らされました。
また、水族館や動物園というものは共生共存のための意義のある場所でなければ綺麗や珍しいだけで一過性のものとなってしまいます。新しい水族館だからこその粗さもあるので、早いところ洗練された水族館へと進化してほしいところです。現時点では今後に期待です。