格安SIMで初めて解約違約金撤廃!H.I.S.モバイルの申し込み方法と初期設定
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
格安SIMのH.I.S.モバイル
H.I.S.モバイルはH.I.S.の子会社として2018年2月15日に設立されたMVNO通信サービスを提供する会社です。2019年の6月に発表された新しい料金プランが非常に素晴らしかったのでお試しで新規契約を行ってみました。月曜日にインターネット上の申込みフォームから申し込みを行い、2日後の水曜日にはSIMカード一式が届きました。なお、SIMカードの到着日が利用開始日(課金開始日)になります。
2019年の6月には利用期間縛りなし違約金もかからない新料金プランを発表。折しも1万円を超える高額な中途解約違約金という解約を思いとどまらせるための施策は総務省の指導が入れられているところでした。大手・格安SIM含めて各社が「今後違約金が発生しないプランの導入を検討」とお茶を濁していたときに発表されたので大変に驚きました。ちなみに、旅行会社のH.I.S.にはノウハウ等はありませんので、技術面では日本通信がサポートしています。
料金プラン
料金プランは電話とデータ通信ができる「きままベストチョイスプラン」、「電話かけ放題プラン」、データ通信のみの「ネットピタットプラン」があります。今回は電話とデータ通信ができる標準的なプランの「きままベストチョイスプラン」を選択しました。電話かけ放題プランはきままベストチョイスプランに5分以内の電話定額オプション(月額650円)を付帯したプランです。
きままベストチョイスプラン
きままベストチョイス | docomo回線 | SoftBank回線 |
500MB | 945円 | 1200円 |
2GB | 1300円 | 1700円 |
6GB | 1900円 | 2400円 |
10GB | 2800円 | 3600円 |
20GB | 4500円 | 5500円 |
50GB | 8000円 | – |
初回に契約事務手数料として3000円、電話ができるプランの場合は通話料及びにユニバーサルサービス料がかかります。電話ができるプランを契約していてMNP転出する場合は転出手数料として3000円がかかりますが、どのプランでも契約期間による解約違約金はかかりません。
モデル料金プラン
タイミング | 名目 | 料金 |
契約時 | 契約事務手数料 | 3000円 |
毎月 | 月額費用 | 1900円(~6GB) |
毎月 | 通話料 | 0円~ |
毎月 | ユニバーサルサービス料 | 3円 |
転出時 | MNP転出手数料 | 3000円 |
解約時 | 解約違約金 | なし |
おすすめのモデルプランとしては上記の通りです。
AP・プロイファイル設定
格安SIMではスマートフォンにSIMカードを差し込んだだけでは通信することはできません。台紙からSIMカードを取り外し、SIMカードを差し込んでからスマートフォンを再起動したあとで、プロファイルのダウンロード(iOS)またはAPN設定(Android)が必要です。それぞれの設定が終わればインターネット通信を行うことができるようになります。
プロファイルのダウンロード(iOS)
https://www.his-j.com/mobile/pf/dmpd
iPhoneの場合は上記URLからプロファイルのダウンロードを行い、設定から有効化をする必要があります。
APN設定(Android)
名前 | 任意の名前を入力 |
APN | dm.jplat.net |
ユーザー名 | his@his |
パスワード | his |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
Androidの場合は上記の通りAPN設定を行います。
快適に通信できる!
ドコモ回線を利用しているので、電波の入りも問題なく使用することができました。新しく参入してきたユーザーが多くないのか、格安SIMを提供している他社と比べても時間帯によって通信速度が極端に遅くなったりということは感じませんでした。利用期間による縛りがなく解約違約金がかからないということは、もしも満足できなかったとしても気軽に乗り換えることができます。新しいスマートフォンが発表される前後など契約期間の兼ね合いで一時的な避難先としても便利です。
MVNO会社としては老舗の日本通信との協業ということもあり、新しいサービスながらも提供しているサービス自体は安定しているので、おすすめ度は高めです。